保育園の保育料はどう決まる?0〜5才の料金計算を完全解説
保育園の保育料は、世帯の所得や子どもの年齢、保育園の種類によって大きく変動します。しかし、具体的な計算方法や軽減措置について詳しく知っている保護者は少ないのではないでしょうか。この記事では、保育料の仕組みから、0歳から5歳までの年齢別の料金目安、さらには自治体ごとの違いや特別なケース(多子世帯・障害児・一時保育など)まで、徹底的に解説します。保育園選びや家計計画の参考にぜひご活用ください。
目次
保育料の基本的な仕組みとは?
保育料は、保育サービスの提供にかかる費用の一部を保護者が負担する仕組みです。国や自治体が定める「保育所保育料」の基準に基づいて算出されますが、具体的な金額は以下の要素によって決まります。
保育料を決める主な要素
| 要素 | 説明 |
|---|---|
| 世帯所得 | 保護者の前年所得(市区町村民税所得割額)が基準となります。所得が高いほど保育料も高くなります。 |
| 子どもの年齢 | 年齢によって「第1子」「第2子」「第3子」の区分が異なり、保育料が変わります。 |
| 保育園の種類 | 公立保育園、私立保育園、認定こども園、企業主導型保育所などで料金体系が異なります。 |
| 保育時間 | 標準的な保育時間(8時間)を超える場合は、延長保育料が加算されることがあります。 |
| 自治体の独自ルール | 一部の自治体では、所得に応じた軽減措置や特例が設けられています。 |
保育料の算定方法の流れ
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前年所得の確認
保護者の前年(1月1日〜12月31日)の市区町村民税所得割額を基に、保育料の「所得段階」が決定されます。
(出典: 厚生労働省「保育所保育料の算定方法」) -
子どもの年齢区分
年齢によって「第1子」「第2子」「第3子」の区分が設けられ、保育料が割引されます。
例: - 0〜2歳:第1子はフルタイム、第2子は半額、第3子は無料(自治体により異なります)
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3〜5歳:第1子は3分の2、第2子は半額、第3子は無料(自治体により異なります)
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保育園の種類による違い
公立保育園は比較的安価ですが、私立保育園や認定こども園は設備やサービスの充実度に応じて料金が高くなる傾向があります。 -
延長保育料の加算
標準的な保育時間(8時間)を超える場合は、1時間あたり数百円〜1,000円程度が加算されることがあります。
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保育料は子どもの年齢によっても大きく異なります。ここでは、0歳から5歳までの年齢別の料金目安と計算方法を解説します。
年齢別の保育料目安(月額)
| 年齢 | 第1子(目安) | 第2子(目安) | 第3子(目安) | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 0歳 | 15,000〜50,000円 | 7,500〜25,000円 | 0〜10,000円 | 0歳児は保育ニーズが高く、料金が高めになる傾向があります。 |
| 1歳 | 12,000〜40,000円 | 6,000〜20,000円 | 0〜8,000円 | |
| 2歳 | 10,000〜35,000円 | 5,000〜17,500円 | 0〜7,000円 | |
| 3歳 | 8,000〜30,000円 | 4,000〜15,000円 | 0〜6,000円 | 幼稚園との併用が可能な年齢です。 |
| 4歳 | 7,000〜25,000円 | 3,500〜12,500円 | 0〜5,000円 | |
| 5歳 | 6,000〜20,000円 | 3,000〜10,000円 | 0〜4,000円 | 小学校入学前の1年間です。 |
※上記はあくまで目安であり、自治体や世帯所得によって大きく異なります。正確な金額は各自治体の保育料算定シミュレーターや窓口でご確認ください。
年齢別の保育料計算方法
0〜2歳児の場合
- 第1子:所得段階に応じた基本料金
- 第2子:基本料金の50%割引
- 第3子:基本料金の100%割引(自治体により異なります)
3〜5歳児の場合
- 第1子:基本料金の3分の2
- 第2子:基本料金の50%割引
- 第3子:基本料金の100%割引(自治体により異なります)
具体的な計算例
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 世帯所得(前年) | 500万円 |
| 市区町村民税所得割額 | 20万円 |
| 子どもの年齢 | 1歳(第1子) |
| 保育園の種類 | 公立保育園 |
| 基本料金(1歳・第1子) | 30,000円 |
| 割引額 | なし(第1子のため) |
| 延長保育料 | 500円/日(10日間利用) |
| 月額保育料 | 30,000円 + 5,000円 = 35,000円 |
※延長保育料は利用日数によって異なります。
自治体によって違う!保育料…
保育料は自治体によって大きく異なります。これは、自治体が独自の財政政策や子育て支援策を実施しているためです。ここでは、代表的な自治体の保育料の違いと、軽減措置について解説します。
主要都市の保育料比較
| 自治体 | 月額保育料(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 東京都23区平均 | 25,000〜40,000円 | 区によって差があります。 |
| 大阪市 | 20,000〜35,000円 | |
| 名古屋市 | 18,000〜30,000円 | |
| 札幌市 | 15,000〜28,000円 | |
| 福岡市 | 17,000〜32,000円 |
自治体独自の軽減措置
多くの自治体では、以下のような軽減措置が設けられています。
| 軽減措置 | 説明 | 対象 |
|---|---|---|
| 第3子以降無料 | 第3子以降の保育料を無料にする自治体が増えています。 | 0〜5歳児 |
| 多子世帯割引 | 第2子は50%割引、第3子は100%割引とする自治体が多いです。 | 0〜5歳児 |
| 低所得世帯への減免 | 所得が一定以下の世帯に対して保育料を減免します。 | 世帯所得による |
| 障害児への減免 | 障害児保育の場合、保育料が減免されることがあります。 | 障害児 |
| 在職中の親への支援 | 両親が共働きの場合、保育料が割引されることがあります。 | 共働き世帯 |
自治体ごとの保育料シミュレ…
多くの自治体では、保育料をシミュレーションできるツールを提供しています。以下は代表的な自治体のリンクです。
| 自治体 | シミュレーターURL |
|---|---|
| 東京都 | https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/ |
| 大阪市 | https://www.city.osaka.lg.jp/ |
| 名古屋市 | https://www.city.nagoya.jp/ |
| 札幌市 | https://www.city.sapporo.jp/ |
| 福岡市 | https://www.city.fukuoka.lg.jp/ |
特別なケースの保育料
保育料は世帯の状況によっても変動します。ここでは、多子世帯や障害児、一時保育などの特別なケースについて解説します。
多子世帯の保育料
多子世帯では、子どもの年齢や出生順に応じて保育料が割引されます。具体的な割引額は自治体によって異なりますが、一般的なルールは以下の通りです。
| 子どもの順序 | 割引内容 |
|---|---|
| 第1子 | 基本料金(フル) |
| 第2子 | 基本料金の50%割引 |
| 第3子 | 基本料金の100%割引(自治体により異なります) |
| 第4子以降 | 基本料金の100%割引(自治体により異なります) |
多子世帯の保育料計算例
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 世帯所得(前年) | 600万円 |
| 市区町村民税所得割額 | 25万円 |
| 子どもの年齢 | 3歳(第1子)、1歳(第2子)、0歳(第3子) |
| 保育園の種類 | 公立保育園 |
| 基本料金(3歳・第1子) | 25,000円 |
| 基本料金(1歳・第2子) | 15,000円 → 7,500円(50%割引) |
| 基本料金(0歳・第3子) | 35,000円 → 0円(100%割引) |
| 月額保育料 | 25,000円 + 7,500円 + 0円 = 32,500円 |
障害児の保育料
障害児を預ける場合、保育料が減免されることがあります。減免額は障害の程度や自治体によって異なりますが、一般的には以下のような措置が取られています。
| 障害の程度 | 減免内容 |
|---|---|
| 軽度 | 基本料金の20〜50%減免 |
| 中度 | 基本料金の50〜80%減免 |
| 重度 | 基本料金の100%減免(自治体により異なります) |
障害児の保育料計算例
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 世帯所得(前年) | 400万円 |
| 市区町村民税所得割額 | 15万円 |
| 子どもの年齢 | 4歳(障害児) |
| 障害の程度 | 中度 |
| 基本料金(4歳・第1子) | 20,000円 |
| 減免額 | 10,000円(50%減免) |
| 月額保育料 | 20,000円 – 10,000円 = 10,000円 |
一時保育の保育料
一時保育は、保護者が一時的に保育が必要な場合に利用できるサービスです。保育料は通常の保育料よりも高めに設定されていることが多いですが、自治体によっては補助金が出る場合もあります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 利用時間 | 1日あたり4時間以内 |
| 保育料 | 1,000〜3,000円/日 |
| 補助金 | 一部自治体では1回あたり1,000円の補助あり |
保育料を安くするための7つ…
保育料を少しでも安く抑えるためのポイントを7つご紹介します。
1. 多子世帯の場合は第3…
多くの自治体では、第3子以降の保育料を無料にする措置が設けられています。これを活用しない手はありません。
2. 低所得世帯の減免措置…
所得が一定以下の世帯では、保育料の減免が受けられることがあります。申請漏れがないように、必ず自治体の窓口で確認しましょう。
3. 延長保育の利用を最小…
延長保育は1時間あたり数百円〜1
本記事はRoute Bloom編集部が厚生労働省・各自治体の保育情報をもとに作成しています。保育制度は自治体ごとに異なります。最新情報は各自治体の窓口でご確認ください。
2歳・4歳の子を持つ母。保活で認可・認可外を含む5か所の保育園を見学・選択した経験から、保活の実情をリアルに発信。保育料無償化・学童問題にも詳しい。

