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音や光・触感に強い反応を示す「感覚過敏」を持つ子どもが保育園で安心して過ごせるよう、保育園コンパスの緑川はるかが環境調整のポイントを解説します。
感覚過敏とは?
感覚過敏は、音・光・触感・匂い・味などの感覚刺激に対して、一般的な人よりはるかに強く反応する状態です。ASDやADHDと関連して見られることが多いですが、単独で見られる場合もあります。
- 聴覚過敏:掃除機・拍手・大きな声が怖い・耳をふさぐ
- 視覚過敏:蛍光灯・日差しが眩しい・特定の色が不快
- 触覚過敏:服のタグ・粘土・砂が触れない・抱きしめられると嫌がる
- 嗅覚過敏:給食の匂い・香水・消毒液で気分が悪くなる
保育園での困りごとの例
- 音楽の時間やお遊戯会のリハーサルで耳をふさいで泣いてしまう
- プール・泥んこ遊び・粘土など素材に触れることを激しく嫌がる
- お昼寝の布団のごわつきや着替えの素材が不快で動けなくなる
- 給食の匂いで食欲をなくす・特定の食感(ドロッとしたものなど)を食べられない
- 集団の騒がしさでパニックになり集中できない
保育園でできる音の環境調整
- 防音イヤーマフや耳栓の使用を認める(音楽の時間・運動会など)
- 音楽の音量を下げる・スピーカーから距離を取れる席を確保する
- 予告なく大きな音が出るアクティビティの前に事前に伝える
光・触感への環境調整
- 蛍光灯の下にいるのがつらい子どもは日当たりや照明の調整された場所を確保
- 砂・粘土・絵の具は「触らなくてもいい」選択肢を用意する
- 服は保護者と相談し、縫い目が少ない・素材が柔らかいものを選ぶ
- 抱っこや手つなぎは本人が嫌がる場合は無理強いしない
保護者が保育士に伝えるポイント
- 苦手な感覚刺激を具体的にリストアップして伝える
- 対処法(イヤーマフ・特定の素材の服など)を共有し持参してよいか確認する
- 感覚過敏がある活動の前後に落ち着ける場所・方法を一緒に考える
- 無理に慣れさせようとするのではなく段階的に「慣らす」アプローチを依頼する
よくある質問
Q. 感覚過敏は成長とともに改善しますか?
A. 個人差がありますが、環境調整と本人のペースに合わせた経験を積むことで徐々に受け入れられる範囲が広がるケースもあります。無理に慣れさせようとすると逆効果になることが多いため、専門家への相談も有効です。
Q. 感覚過敏を保育士に伝えると「大げさ」と思われませんか?
A. 感覚過敏への理解は保育現場でも広まっています。「わがままではなく特性だ」と理解してもらえるよう、具体的な行動・場面を伝えると受け入れてもらいやすくなります。
Q. 感覚過敏があるかどうかどこで評価してもらえますか?
A. 発達外来・作業療法士(OT)・児童発達支援センターで評価が受けられます。市区町村の発達相談窓口から紹介してもらうのが最初のステップとしておすすめです。
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2歳・4歳の子を持つ母。保活で認可・認可外を含む5か所の保育園を見学・選択した経験から、保活の実情をリアルに発信。保育料無償化・学童問題にも詳しい。

