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保育園でのトラブルや不満は、正しいルートと方法で申し立てることで解決につながることがあります。苦情を言いにくいと感じている保護者も多いですが、制度として用意されているため遠慮なく活用してください。保育園コンパスの緑川はるかが手順を解説します。
保育園への苦情・要望はどこに伝えるべきか
まずは適切な窓口を把握しておきましょう。
- 担任の保育士:日常的な小さな要望は担任への連絡帳や口頭が基本
- 主任保育士・副園長:担任への相談で解決しない場合は主任・副園長へ
- 園長:重大なトラブル・担任では対応できない問題は園長へ直接相談
- 市区町村の保育課:園内で解決しない場合は自治体の監督部署へ
- 第三者委員:認可保育園には第三者委員が設置されており、中立的な立場で相談を受け付けている
苦情を伝える際の適切な手順
感情的にならず、事実を整理して伝えることが解決への近道です。
- いつ・どこで・何があったかを具体的にメモしておく
- 感情的な表現を避け、「事実」と「困っていること」を分けて伝える
- まず担任に伝え、対応が不十分な場合は上位の窓口に相談する
- 口頭での相談後は「◯日に相談し、◯◯という対応をいただいた」と記録に残す
- 文書での申し立てが必要な場合は保育園が用意する苦情申出書を使う
記録の残し方と証拠の保管
後のトラブルに備えて記録を残す習慣をつけましょう。
- 子どものけがやトラブルが起きた日時・状況を詳細にメモする
- 保育園からの説明・謝罪の内容も記録しておく
- 写真(けがの状態・現場の状況)があれば保存する
- 連絡帳・メール・アプリのやりとりは削除せずに保管する
深刻なケース:虐待・重大事故が疑われる場合
子どもへの虐待・重大な事故が疑われる場合は、通常の苦情申し立てとは別のルートで対応が必要です。
- 市区町村の保育課または児童相談所に速やかに連絡する
- 虐待が疑われる場合は児童相談所(189番)に通告することができる
- 状況によっては警察への相談も選択肢に入る
よくある質問
- Q. 苦情を伝えたことで子どもが保育士から不当な扱いを受けないか心配です。
- A. その不安を持つ保護者は多いですが、保育士や保育園は苦情を受けたことによる報復的な対応を行ってはなりません。もし変化が感じられた場合は、その事実も含めて自治体の保育課に相談しましょう。
- Q. 第三者委員とはどのような人ですか?
- A. 認可保育園には「苦情解決のための第三者委員」の設置が義務付けられています。弁護士・民生委員・地域の有識者などが就任しており、保護者と保育園の間に立って中立的に対応します。
- Q. 苦情を申し立てたのに改善されない場合は?
- A. 自治体の保育課に書面で申し入れるか、都道府県の福祉系相談窓口(運営適正化委員会など)に申し立てることができます。それでも解決しない場合は法的な相談(弁護士・消費生活センター)も視野に入れましょう。
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2歳・4歳の子を持つ母。保活で認可・認可外を含む5か所の保育園を見学・選択した経験から、保活の実情をリアルに発信。保育料無償化・学童問題にも詳しい。

