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認可保育園の延長保育の料金と申請方法

認可保育園 保育園比較

認可保育園の延長保育の料金と申請方法を完全解説

認可保育園の延長保育を利用する際の料金相場は、1回あたり1,000円から3,000円が一般的です。保護者の就労時間や利用頻度によって変動するため、事前に自治体の保育課で正確な料金を確認することが最優先です。

延長保育は、通常の保育時間(多くの場合8時間)を超えて子どもを預かるサービスです。共働き世帯や夜勤がある職種の方にとって、欠かせない制度となっています。しかし、料金体系や申請方法は自治体によって大きく異なり、利用する際のハードルとなっているケースも少なくありません。この記事では、延長保育の料金相場や申請手順、注意点について、具体的な事例や自治体ごとの違いを交えながら詳しく解説します。延長保育の利用を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

延長保育とは

延長保育は、認可保育園が定める通常の保育時間(多くの場合8時30分から18時30分)を超えて、子どもを預かるサービスです。厚生労働省の定義によると、延長保育は「保護者の就労時間や家庭の事情により、通常の保育時間では対応が困難な場合に提供されるサービス」とされています。具体的には、以下のようなケースで利用されます。

  • 共働き世帯で、帰宅時間が19時以降になる場合
  • 夜勤やシフト勤務など、不規則な勤務時間の職種に就いている場合
  • 保護者の病気や介護など、家庭の事情で通常の保育時間では対応が難しい場合

延長保育は、認可保育園だけでなく、認可外保育施設でも提供されている場合がありますが、この記事では認可保育園における延長保育に焦点を当てて解説します。

延長保育の種類

延長保育には、大きく分けて2つの種類があります。

種類 内容 利用時間 料金
通常延長 保育園の通常保育時間終了後から19時まで預かるサービス 18:30〜19:00 1回あたり1,000円〜3,000円
夜間延長 通常延長よりも遅い時間まで預かるサービス(20時や21時まで) 19:00〜20:00または21:00まで 1回あたり2,000円〜4,000円

夜間延長は、保育士のシフト体制や園の体制によって提供されていない場合もあります。利用を検討している方は、事前に保育園に確認しましょう。

延長保育の料金体系

全国平均の料金相場

延長保育の料金は、自治体や保育園によって大きく異なりますが、全国的な平均相場は以下の通りです。

利用時間帯 料金相場(1回あたり) 利用頻度による割引
通常延長(18:30〜19:00) 1,000円〜2,000円 月10回以上利用で10%〜20%割引
夜間延長(19:00〜20:00) 2,000円〜3,000円 月10回以上利用で10%〜20%割引
夜間延長(19:00〜21:00) 3,000円〜4,000円 月10回以上利用で10%〜20%割引

出典: 厚生労働省「保育所保育指針に基づく延長保育の実施状況調査(2022年度)」

上記の料金はあくまで目安であり、自治体や保育園によって異なります。例えば、東京都23区では平均で1,500円〜2,500円、地方都市では1,000円〜2,000円が相場となっています。また、利用頻度が多い場合は割引が適用されるケースもあります。

自治体による違い

延長保育の料金は、自治体によって大きく異なります。以下に、代表的な自治体の料金を比較します。

自治体 通常延長(18:30〜19:00) 夜間延長(19:00〜20:00) 夜間延長(19:00〜21:00) 割引制度
東京都中央区 1,500円 2,500円 3,500円 月10回以上で10%割引
大阪市 1,200円 2,200円 3,200円 月15回以上で15%割引
名古屋市 1,000円 2,000円 3,000円 月12回以上で12%割引
札幌市 1,300円 2,300円 3,300円 月11回以上で11%割引
福岡市 1,100円 2,100円 3,100円 月13回以上で13%割引

出典: 各自治体の保育課ウェブサイト(2023年10月現在)

このように、自治体によって料金設定が大きく異なることがわかります。特に、夜間延長の料金は自治体間で1,000円以上の差が生じる場合もあります。そのため、延長保育の利用を検討している方は、まずは居住地の自治体の料金を確認することが重要です。

延長保育以外にかかる費用

延長保育の料金に加えて、以下の費用がかかる場合があります。

  • 保育料(認可保育園):延長保育とは別に、通常の保育料がかかります。保育料は世帯所得や子どもの年齢によって異なります。詳細は、各自治体の保育課にお問い合わせください。
  • おやつ代:延長保育中におやつが提供される場合、1回あたり100円〜300円程度かかることがあります。
  • 行事費:延長保育中に行われる行事やイベントに参加する場合、別途費用がかかることがあります。
  • 延長保育の振替利用手数料:延長保育の利用を振替日に変更する場合、手数料がかかることがあります。

これらの費用は、自治体や保育園によって異なります。利用を検討している方は、事前に保育園に確認しましょう。

延長保育の申請方法

必要書類一覧

延長保育を利用するためには、以下の書類が必要です。自治体によって必要書類が異なる場合があるため、事前に保育課に確認しましょう。

書類名 内容 備考
延長保育利用申請書 延長保育を利用する旨を申請する書類 自治体によってフォーマットが異なる
保護者の就労証明書 就労時間や勤務形態を証明する書類 勤務先の発行する証明書または源泉徴収票
世帯全員の住民票 世帯構成員を証明する書類 マイナンバーカードがあれば不要な場合もある
子どもの健康診断書 子どもの健康状態を証明する書類 自治体によっては不要な場合もある
保育園の利用調整通知書 認可保育園に入園が決定した旨を証明する書類 延長保育を利用する保育園から発行される
振込口座の通帳コピー 延長保育料の引き落としに使用する口座の情報 自治体によっては不要な場合もある

出典: 厚生労働省「延長保育の利用に関するガイドライン(2023年度)」

申請から利用開始までの流れ

延長保育の申請から利用開始までの流れは、以下の通りです。自治体によって多少の違いはありますが、基本的な流れは同じです。

  1. 保育園への相談

    延長保育を利用したい旨を、入園が決定している保育園に相談します。保育園によって延長保育の提供時間や料金が異なるため、事前に確認しましょう。

  2. 自治体への申請

    必要書類を揃え、居住地の自治体の保育課に申請します。申請方法は、窓口での提出、郵送、オンライン申請のいずれかです。

  3. 審査

    自治体が申請内容を審査します。審査には1週間から2週間程度かかる場合があります。

  4. 利用許可の通知

    審査が完了すると、自治体から利用許可の通知が届きます。通知書には、利用できる時間帯や料金が記載されています。

  5. 保育園との契約

    保育園と延長保育の利用に関する契約を締結します。契約書には、利用時間や料金、キャンセルポリシーなどが記載されています。

  6. 利用開始

    契約が完了すると、延長保育の利用を開始できます。初回利用時には、子どもの健康状態やアレルギーなどについて保育園に伝えましょう。

申請期限と注意点

延長保育の申請期限は、自治体によって異なります。以下に代表的な自治体の申請期限を示します。

自治体 申請期限 備考
東京都中央区 利用月の前月15日まで 4月利用の場合は3月15日まで
大阪市 利用月の前月20日まで 4月利用の場合は3月20日まで
名古屋市 利用月の前月10日まで 4月利用の場合は3月10日まで
札幌市 利用月の前月5日まで 4月利用の場合は3月5日まで
福岡市 利用月の前月25日まで 4月利用の場合は3月25日まで

出典: 各自治体の保育課ウェブサイト(2023年10月現在)

申請期限を過ぎると、延長保育の利用ができない場合があります。そのため、延長保育を利用したい月が決まったら、早めに申請を済ませましょう。また、申請書類に不備があると審査が遅れる場合があるため、書類の準備は余裕を持って行いましょう。

延長保育を利用できる条件

延長保育を利用できる条件は、自治体によって異なりますが、主に以下の条件が挙げられます。

  • 保護者の就労条件:保護者が就労していることが条件となります。ただし、就労時間や勤務形態によっては利用できない場合もあります。例えば、フルタイムの就労であれば利用できるが、パートタイムの場合は利用できない自治体もあります。
  • 世帯の所得制限:延長保育の利用には、世帯の所得制限が設けられている場合があります。所得制限を超えると、延長保育の利用ができない場合があります。
  • 子どもの年齢:延長保育は、主に0歳から小学校就学前の子どもを対象としています。小学校に入学すると、延長保育の利用ができなくなる場合が多いです。
  • 保育園の受け入れ体制:延長保育は、保育園の受け入れ体制によって利用できるかどうかが決まります。保育園によっては、延長保育の定員が決まっており、定員に達すると利用できない場合があります。

以下に、代表的な自治体の延長保育利用条件を示します。

自治体 就労条件 所得制限 子どもの年齢 備考
東京都中央区 フルタイム就労またはそれに準ずる就労 世帯年収730万円以下 0歳〜小学校就学前 パートタイムの場合は1日6時間以上の就労が条件
大阪市 フルタイム就労またはそれに準ずる就労 世帯年収800万円以下 0歳〜小学校就学前 パートタイムの場合は1日4時間以上の就労が条件
名古屋市 フルタイム就労またはそれに準ずる就労 世帯年収700万円以下 0歳〜小学校就学前 パートタイムの場合は1日5時間以上の就労が条件
札幌市 フルタイム就労またはそれに準ずる就労 世帯年収650万円以下 0歳〜小学校就学前 パートタイムの場合は1日7時間以上の就労が条件
福岡市 フルタイム就労またはそれに準ずる就労 世帯年収750万円以下 0歳〜小学校就学前 パートタイムの場合は1日5時間以上の就労が条件

出典: 各自治体の保育課ウェブサイト(2023年10月現在)

上記の条件はあくまで一例であり、自治体によって異なります。延長保育の利用を検討している方は、居住地の自治体の条件を確認しましょう。

延長保育を賢く利用するためのコツ

延長保育を賢く利用するためには、以下のコツを押さえておくと良いでしょう。

1. 利用頻度に応じた料金…

延長保育の料金は、利用頻度によって割引が適用される場合があります。例えば、月10回以上利用すると10%〜20%の割引が適用される自治体が多いです。そのため、延長保育を頻繁に利用する方は、割引が適用されるプランを選ぶと良いでしょう。

また、延長保育の利用が月に数回程度であれば、都度払いのプランを選ぶと良いでしょう。都度払いの場合は、利用した分だけ料金を支払うため、無駄な出費を抑えることができます。

2. 保育園の延長保育時間…

延長保育の提供時間は、保育園によって異なります。例えば、通常延長が18:30〜19:00までの保育園と、18:30〜20:00までの保育園があります。そのため、延長保育を利用する際は、自分の就労時間に合わせて利用できる保育園を選ぶことが重要です。

また、夜間延長を提供している保育園は少ないため、夜間まで預かってもらいたい場合は、事前に保育園に確認しましょう。

3. 利用申請を早めに行う

延長保育の申請期限は、自治体によって異なりますが、利用月の前月には申請を済ませる必要があります。そのため、延長保育を利用したい月が決まったら、早めに申請を済ませましょう。

また、申請書類に不備があると審査が遅れる場合があるため、書類の準備は余裕を持って行いましょう。

4. 保育園とのコミュニケーション

延長保育を利用する際は、保育園とのコミュニケーションを大切にしましょう。例えば、子どもの体調やアレルギー、当日の予定などを事前に伝えておくと、保育士もスムーズに対応することができます。

また、延長保育の利用が初めての場合は、保育士に延長保育の流れやルールを確認しておくと良いでしょう。例えば、延長保育中のおやつの時間や、お迎えの際の手続きなどについて確認しておくと安心です。

5. 代替サービスを検討する

延長保育の利用が難しい場合は、代替サービスを検討するのも良いでしょう。例えば、以下のようなサービスがあります。

  • 認可外保育施設:認可外保育施設の中には、延長保育を提供している施設もあります。ただし、料金は認可保育園よりも高くなる場合が多いです。
  • ベビーシッター:ベビーシッターを利用することで、自宅で子どもを預かってもらうことができます。料金は1時間あたり2,000円〜4,000円程度です。
  • ファミリーサポートセンター:ファミリーサポートセンターは、地域のサポーターが子どもの預かりを行うサービスです。料金は1時間あたり1,000円〜2,000円程度です。
  • 企業内保育所:企業によっては、社員向けの保育所を設置している場合があります。延長保育を提供している場合もあります。

これらの代替サービスは、延長保育と比較して柔軟な対応が可能な場合が多いです。そのため、延長保育の利用が難しい場合は、代替サービスを検討してみましょう。

よくある質問と回答

Q1: 延長保育の利用は何…

A1: 延長保育は、主に0歳から小学校就学前の子どもを対象としています。小学校に入学すると、延長保育の利用ができなくなる場合が多いです。ただし、自治体によっては小学校低学年まで利用できる場合もあります。詳細は居住地の自治体の保育課にお問い合わせください。

Q2: 延長保育の利用には…

A2: はい、延長保育の利用には所得制限が設けられている場合があります。所得制限は自治体によって異なり、例えば東京都中央区では世帯年収730万円以下、大阪市では世帯年収800万円以下となっています。詳細は居住地の自治体の保育課にお問い合わせください。

Q3: 延長保育の申請期限…

A3: 延長保育の申請期限は、自治体によって異なります。例えば、東京都中央区では利用月の前月15日まで、大阪市では利用月の前月20日までとなっています。詳細は居住地の自治体の保育課にお問い合わせください。

Q4: 延長保育の料金は保…

A4: はい、延長保育の料金は保育料とは別に請求されます。延長保育の料金は、利用した回数や時間帯によって異なります。詳細は居住地の自治体の保育課にお問い合わせください。

Q5: 延長保育の利用をキ…

A5: 延長保育の利用をキャンセルする場合は、保育園に連絡しましょう。キャンセルポリシーは自治体や保育園によって異なりますが、前日までに連絡すればキャンセル料がかからない場合が多いです。当日のキャンセルの場合は、キャンセル料がかかる場合があります。

Q6: 延長保育の利用中に…

A6: 延長保育の利用中に子どもが病気になった場合は、すぐに保育園に連絡しましょう。保育園によっては、病気の子どもの預かりを中止する場合があります。また、病気の場合は通常の保育料や延長保育料が免除される場合もあります。詳細は居住地の自治体の保育課にお問い合わせください。

Q7: 延長保育の利用を振…

A7: 延長保育の利用を振替日に変更することは可能な場合があります。ただし、振替利用には手数料がかかる場合があります。また、振替利用ができるかどうかは、保育園の受け入れ体制によって異なります。詳細は保育園に確認しましょう。

まとめ

認可保育園の延長保育は、通常の保育時間外に子どもを預かるサービスです。利用にあたっては、保育園ごとの対応や自治体の制度を確認する必要があります。申請方法は保育園によって異なり、事前に手続きが必要な場合もあります。延長保育の料金は、自治体や世帯の所得状況によって変動するため、詳細な金額は各自治体のホームページや保育園に直接確認しましょう。

延長保育を利用する際は、保護者の就労状況や家庭の事情を踏まえ、無理なく活用できるかを検討することが大切です。また、延長保育の利用が認められるかどうかは、保育園の空き状況や自治体の基準に左右されるため、早めに相談することをおすすめします。保育料無償化の対象となる場合もあるため、合わせて確認しておくとよいでしょう。

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本記事はRoute Bloom編集部が厚生労働省・各自治体の保育情報をもとに作成しています。保育制度は自治体ごとに異なります。最新情報は各自治体の窓口でご確認ください。
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