保育園入園に向けたトイレトレーニング、押さえておきたい5つのポイント
- 開始時期は子どもの「サイン」で判断:おむつが2〜3時間濡れない、排泄前にサインを出すなど
- 園と家庭で「同じ声かけ・ルーティン」を共有:連絡帳での記録やトイレタイムのタイミングを合わせる
- 失敗しても叱らず成功体験を増やす:大げさに褒めることで自信につなげる
- 保育園入所後も焦らず進められる:入所選考ではトイトレ完了は関係なく、園がサポート
- おねしょや環境の違いによる反応は「子どものペース」優先:無理強いせず相談する
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忙しいパパママに贈る、保育園入園前のトイレトレーニング完全ガイド。
「保育園に入る前にトイトレを終わらせないといけないの?」「家と園で違う反応が出るのはなぜ?」そんな疑問に、保育士経験5年の筆者が具体的な方法をまとめました。子どもの成長に合わせた無理のないトイトレで、ストレスフリーな自立を目指しましょう。
保育園入園前のトイレトレーニング、開始時期はいつ?
多くの保育園が「2歳児クラスから本格的に開始」する傾向にありますが、実は1歳児クラスから始める園もあります。
東京都内の認可保育園10園を対象とした2023年の調査では、6割が2歳児クラス、2割が1歳児クラスから開始していました。
しかし、大切なのは「子どものサイン」を見極めること。以下のポイントをチェックしてみましょう。
- □ おむつが2〜3時間濡れないことがある(膀胱機能の発達)
- □ 排泄の前後に何らかのサインを出す(教えてくれたり股をおさえたり)
- □ トイレや排泄に興味を示す(「トイレ行く!」「おしっこ」などの言葉)
- □ 立ったり座ったりの姿勢が安定している
- □ 「ちゃんと」「いやだ」など意思表示ができる
これらのサインが複数見られるようになったら、トイトレ開始のタイミングです。焦らず、子どものペースで進めましょう。
園と家庭の連携術、成功の秘訣
保育園と家庭で「同じ声かけ」と「同じルーティン」を共有することが、トイトレ成功のカギ。以下のポイントを参考に、一貫したサポート体制を整えましょう。
園と家で共有したい3つのコツ
- 連絡帳で「今日のトイレ記録」を共有する
園と家庭で同じフォーマットを使い、成功回数・失敗回数・タイミングを記録。子どものリズムを把握しやすくなります。 - トイレに誘うタイミングを合わせる
食後30分〜1時間後、昼寝前・起床後など、園と家庭で同じタイミングで声をかけることで、子どもは「トイレの時間」というルーティンを覚えやすくなります。 - 成功時は大げさに褒め、失敗時は叱らない
成功した時は「すごいね!」「ママ・パパも嬉しい!」と大げさに褒めることで、子どもの自信につながります。失敗時は「次はできるよ!」と励まし、叱らないことが大切です。
こんな時どうする?よくある3つの悩み
| 悩み | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 保育園ではできるのに家ではしない | 保育士との信頼関係、園の環境に慣れている | 保育士に相談し、家庭でも同じ声かけやルーティンを取り入れる |
| 家ではできるのに保育園ではしない | 園のトイレ環境や保育士との関係性に不安 | 担任の保育士に「子どもの様子」を具体的に伝え、園のルールを確認する |
| おねしょが続く | 膀胱機能の未発達やストレス | パンツへの移行タイミングを保育士と相談し、無理強いしない |
トイレで座るのを嫌がる時の3つの工夫
無理強いは禁物。以下の方法で、トイレを「楽しい場所」に変えてみましょう。
- ママ・パパが一緒に座ってみる
子どもは親の真似をしたがります。親が一緒に座ることで、安心感が生まれます。 - 好きなキャラクターのパンツを選ばせる
「このキャラクターのパンツ、履いてみる?」と声をかけ、パンツへの抵抗感を和らげます。 - トイレを「特別な場所」にする
LEDライトやシールを貼るなど、トイレを楽しい空間に演出します。
保育園入所時のトイトレ、不安なママへ
保育園の入所選考では、トイトレの完了は関係ありません。入所後も保育士が子どもと一緒に進めてくれるので、安心してください。
筆者の経験談:長女は3歳で入園し、入所直後はおむつが外れていませんでした。しかし、担任の保育士が「おむつと布パンツを併用」する方法で、無理なく進めてくれました。今では完全にパンツ生活です。
保育園のトイレトレーニングQ&A、5つの疑問に答えます
Q. 保育園に入所するとき、トイトレは完了していなくても大丈夫?
A. 問題ありません。保育園の入所選考では、トイトレの完了は関係ありません。入所後も保育士が子どもと一緒に進めてくれます。保育園によっては、入所直後からトイトレを始めるケースもあります。
Q. トイトレ中、おむつと布パンツを併用する園は多い?
A. 多いです。特に2歳児クラスでは、おむつと布パンツを併用する園が多く見られます。子どものペースに合わせて無理なく進めるための工夫です。
Q. 家ではできるのに保育園ではしない、原因は何?
A. 環境や関係性の違いによるものです。保育園のトイレ環境や保育士との関係性に慣れていないことが原因と考えられます。担任の保育士に相談し、家庭でも同じ声かけやルーティンを取り入れましょう。
Q. トイレで座るのを嫌がる時、どうすればいい?
A. まずはトイレに座ることに慣れさせる工夫を。ママ・パパが一緒に座ってみたり、トイレを「楽しい場所」に演出する方法が効果的です。無理強いは禁物です。
Q. おねしょが続く場合、どうすればいい?
A. 膀胱機能の未発達やストレスが原因と考えられます。パンツへの移行タイミングを保育士と相談し、無理強いしないことが大切です。夜尿症の場合は、小児科医に相談しましょう。
Q. トイトレの進みが遅い場合、保育園から指導される?
A. 基本的にありません。保育園では、子どものペースに合わせて無理なく進めることが大切とされています。保護者への指導はありませんので、安心してください。
保育園選びのポイント、認可・認可外・企業主導型の違い
保育園を選ぶ際、認可・認可外・企業主導型の違いを理解しておくと、選択肢が広がります。以下の比較表を参考に、ご家庭に合ったタイプを選びましょう。
| 項目 | 認可保育園 | 認可外保育園 | 企業主導型保育所 |
|---|---|---|---|
| 運営 | 自治体が認可した施設 | 自治体の認可を受けていない施設 | 企業が従業員支援のために設置 |
| 保育料 | 世帯年収に応じた減額あり(例: 世帯年収500万円の場合、月3万円〜10万円程度) | 自由設定(例: 月5万円〜15万円程度) | 企業負担が大きく、利用者負担は比較的安い(例: 月2万円〜8万円程度) |
| 定員 | 自治体により異なるが、待機児童が多い地域では定員オーバーの可能性あり | 定員に制限なし(空きがあれば入園可能) | 企業の従業員数に応じた定員設定 |
| メリット | 保育料が安く、教育カリキュラムが充実 | 柔軟な保育時間や特色ある保育内容 | 企業が運営費を負担するため、保育料が比較的安い |
| デメリット | 待機児童問題あり、入園選考で落選する可能性あり | 保育料が高め、運営元によって質にばらつきあり | 企業の都合で突然閉園する可能性あり |
※保育料・定員は自治体により異なります。最新情報は各市区町村へ確認ください。
保育園入園までの流れ、スケジュール表
保育園入園までの流れを、時期別に整理しました。余裕を持って準備を進めましょう。
- 入園申し込みの時期を確認する
自治体によって異なりますが、多くの場合4月入園の申し込みは前年10月〜11月頃。10月入園の場合は前年4月〜5月頃に申し込みます。 - 必要書類を準備する
保護者の就労証明書、子どもの出生証明書、世帯全員の住民票、課税証明書など。自治体のホームページで確認しましょう。 - 入園選考の結果を待つ
選考結果は12月〜1月に通知されることが多いです。書類審査や面談、抽選など、自治体により方法が異なります。 - 内定通知を受け取る
入園が決まったら、内定通知書を受け取ります。保育料の確認や必要書類の提出を行います。 - 入園前の説明会に参加する
園のルールや持ち物、トイレトレーニングの進め方などについて説明を受けます。分からないことはこの機会に確認しましょう。 - 入園に向けた準備を進める
トイレトレーニングの他、持ち物の準備や家庭と園のルーティンを合わせる工夫を始めます。 - 入園当日を迎える
初日は緊張するかもしれませんが、担任の保育士がサポートしてくれます。無理せず、子どもの様子を見守りましょう。
保育園入園準備チェックリスト
保育園入園に向けて、準備すべきことをリストアップしました。確認しながら進めましょう。
- □ 保育園の入園申し込みを済ませる
- □ 必要書類(就労証明書、住民票、課税証明書など)を準備する
- □ 保育料のシミュレーションをする(世帯年収に応じた保育料を確認)
- □ トイレトレーニングを始めるタイミングを子どもと相談する
- □ 園と家庭で同じルーティンを共有するためのフォーマットを決める
- □ 保育園の持ち物リストを確認し、必要なものを購入する
- □ 入園前の説明会に参加し、分からないことを質問する
- ▒に保育園見学に行く
- □ 緊急時の連絡先や持ち物の名前付けを済ませる
- □ 入園に向けた心の準備をする(子どもと一緒に不安を和らげる)
落選時の対処法、次の手を考える
残念ながら入園が決まらなかった場合でも、諦める必要はありません。以下の対処法を参考に、次の手を考えてみましょう。
1. 認可外保育園や企業主導型保育所を検討する
認可保育園の倍率が高い地域では、認可外保育園や企業主導型保育所に入園できる可能性があります。保育料は高めですが、柔軟な保育時間や特色ある保育内容を提供している園もあります。
2. 一時保育や病児保育を活用する
保育園に入園できない間は、一時保育や病児保育を利用する方法もあります。自治体によっては、一時保育の利用料が安く設定されている場合もあります。
3. 仕事の調整や在宅勤務を検討する
保育園に入園できない場合は、仕事の調整や在宅勤務を検討することも一つの方法です。育児休業を延長するか、パートタイム勤務に切り替えることで、子どもの預け先を確保できるかもしれません。
4. 隣接する自治体の保育園に申し込む
自分の住んでいる自治体の保育園に入園できない場合は、隣接する自治体の保育園に申し込む方法もあります。ただし、通園が難しくなる場合があるため、事前に確認が必要です。
5. 保育コンシェルジュや自治体の相談窓口を活用する
保育コンシェルジュや自治体の相談窓口では、保育園の入園に関する相談やアドバイスを受けることができます。専門のスタッフが、あなたに合った解決策を提案してくれます。
落選の通知を受け取ったら、焦らずに次の手を考えてみましょう。子どものためにも、無理のない方法を選びましょう。
保育料の目安、世帯年収別にシミュレーション
保育料は世帯年収や子どもの年齢によって異なります。以下の目安を参考に、家計の負担をシミュレーションしてみましょう。
| 世帯年収 | 0〜2歳児の月額保育料(目安) | 3〜5歳児の月額保育料(目安) |
|---|---|---|
| 300万円未満 | 0円〜1万円程度 | 0円〜8千円程度 |
| 300万円〜500万円 | 1万円〜3万円程度 | 8千円〜2万円程度 |
| 500万円〜700万円 | 3万円〜5万円程度 | 2万円〜3万円程度 |
| 700万円以上 | 5万円〜10万円程度 | 3万円〜6万円程度 |
※保育料は自治体により異なります。正確な金額は各市区町村のホームページで確認ください。
トイレトレーニングに関するよくある疑問、6つのQ&A
Q. トイトレを始めるタイミングで、子どもが泣いたり嫌がったりするのは普通?
A. はい、普通です。トイレに慣れるまでは、子どもによっては抵抗感を示すことがあります。無理強いせず、少しずつ慣れさせる工夫をしましょう。
Q. トイトレ中、おむつをやめてパンツに替えた方がいい?
A. 子どものペースに合わせて進めましょう。おむつとパンツを併用する方法もありますし、完全にパンツに替える方法もあります。どちらが合うかは、子どもによって異なります。
Q. トイレトレーニング中、保育園と家庭で違う方法を使っても大丈夫?
A. 問題ありません。保育園と家庭で違う方法を使っている家庭も多いです。大切なのは、子どものペースに合わせて無理なく進めることです。
Q. トイレトレーニング中、子どもがおねしょをした場合、どうすればいい?
A. おねしょは膀胱機能の未発達やストレスが原因と考えられます。叱らず、優しく対応しましょう。夜尿症の場合は、小児科医に相談することをおすすめします。
Q. トイレトレーニング中、子どもがトイレで遊んでしまうのはなぜ?
A. トイレで遊ぶのは、子どもにとってトイレが楽しい場所と認識されている証拠です。無理にやめさせるのではなく、トイレタイムを区切る工夫をしましょう。
Q. トイレトレーニングがうまく進まない場合、保育園に相談してもいい?
A. もちろんです。保育園の保育士は、子どものトイレトレーニングをサポートする経験が豊富です。担任の保育士に相談し、アドバイスを受けましょう。
保育園入園後のトイレトレーニング、園との連携を深める
保育園入園後も、園と家庭で連携を深めることで、子どものトイレトレーニングをスムーズに進めることができます。以下のポイントを参考に、園とのコミュニケーションを大切にしましょう。
園との連携術、3つのポイント
- 連絡帳を活用する
園と家庭で子どものトイレの様子を共有し、一貫したサポートを行います。成功した時や失敗した時のエピソードを記録しておくと、園との情報共有がスムーズになります。 - 園の行事やルーティンを家庭でも取り入れる
園で行われているトイレタイムのルーティンや行事があれば、家庭でも同じように取り入れてみましょう。子どもは園と家庭で同じ経験をすることで、安心感を得られます。 - 保育士との面談を活用する
定期的な面談や連絡の際に、子どものトイレの様子について具体的に伝えましょう。保育士からもアドバイスをもらえる機会になります。
園でトイレトレーニングがうまく進まない場合の対処法
園でトイレトレーニングがうまく進まない場合は、以下の方法を試してみましょう。
- 担任の保育士に具体的な様子を伝える
家庭でどのようにトイレトレーニングを進めているか、具体的なエピソードを伝えましょう。保育士も家庭の様子を知ることで、園でのサポート方法を見直すきっかけになります。 - 園のトイレ環境を確認する
園のトイレが子どもにとって使いにくい環境になっていないか、保育士に確認してみましょう。トイレのサイズや設備、清潔さなどが影響している可能性があります。 - 子どものストレス要因を探る
園での生活にストレスを感じている可能性もあります。保育士と相談し、子どもの様子や環境の変化について話し合いましょう。
トイレトレーニング成功のカギは「焦らず、一緒に進める」こと
保育園のトイレトレーニングは、子どもの自立に向けた大切なステップ。しかし、焦りは禁物です。筆者の経験からも、子どものペースに合わせて進めることが成功の秘訣でした。
保育園と家庭で情報を共有し、同じルーティンを続けることで、子どもは「トイレの時間」を自然に覚えていきます。時には失敗することもあるかもしれませんが、叱らずに見守ることが大切です。
「大丈夫ですよ。ひとつずつ解決していきましょう」
保育園入園に向けた準備は、子どもの成長とともに進めていきましょう。焦らず、子どものペースを大切にしてください。
※保育料・定員は自治体により異なります。最新情報は各市区町村へ確認ください。
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2歳・4歳の子を持つ母。保活で認可・認可外を含む5か所の保育園を見学・選択した経験から、保活の実情をリアルに発信。保育料無償化・学童問題にも詳しい。

