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子どもの発達が気になったとき、専門機関での発達検査を受けることで子どもの特性や支援の方向性が明確になります。WISC・新版K式など代表的な検査の内容と、結果をどう活用するかを保育園コンパスの緑川はるかが解説します。
発達検査の主な種類と対象年齢
発達検査にはいくつかの種類があり、年齢や目的によって使い分けられます。
- 新版K式発達検査:0歳〜成人対象。認知・適応・言語・社会の4領域を評価
- WISC-V(ウィスク):5〜16歳対象。知能指数(IQ)を詳細に測定する
- 田中ビネー知能検査:2歳〜成人対象。精神年齢・知能指数を測定
- CARS(自閉症評定尺度):ASDの特性を評価するための観察尺度
- ADHD評価スケール:ADHDの症状の有無・程度を評価
発達検査を受ける場所と手続き
発達検査は複数の機関で受けることができます。
- 児童相談所:無料で受けられる。待機時間が長い場合も
- 発達障害支援センター:各都道府県に設置。相談・検査・支援を一体的に提供
- 小児科・精神科・心療内科:医師の紹介から検査につながることが多い
- 教育センター・相談室:自治体の教育機関でも実施している場合がある
- かかりつけ医や保育園の担任に相談することで適切な機関を紹介してもらえる
検査結果の見方と活用方法
検査結果はあくまで子どもの特性を理解するための情報であり、ラベルではありません。
- 得意な領域・苦手な領域を把握し、強みを活かした支援を設計する
- 保育園・幼稚園・小学校に結果を共有して環境配慮をお願いする
- 療育・児童発達支援の利用に結果を活用する
- 数値の高低よりも「どのような支援が有効か」に焦点を当てる
- 一度の結果が全てではなく、成長に合わせて再検査することが推奨される
保護者が検査前に準備しておくこと
検査をスムーズに進めるために準備できることがあります。
- 子どもの日常の様子・気になる行動をメモしておく
- 保育園からの連絡帳・指摘事項を持参する
- 検査当日は子どもが疲れていない時間帯に設定してもらう
- 子どもに「お医者さんに行くよ」ではなく「ゲームみたいなことをやるよ」と伝えると不安を軽減できる
よくある質問
- Q. 発達検査を受けると必ず障害の診断が出るのですか?
- A. 発達検査はあくまで特性を測るツールであり、検査を受けることと診断は別のことです。検査結果を踏まえて医師が診断を行いますが、検査のみで終わるケースも多くあります。
- Q. 検査に費用はかかりますか?
- A. 機関によって異なります。児童相談所・発達障害支援センターは無料の場合が多く、医療機関での検査は保険適用になる場合もあります。事前に各機関に確認しましょう。
- Q. 検査結果を保育園に伝える義務はありますか?
- A. 義務はありませんが、保育園と情報共有することで子どもへの適切な配慮が受けやすくなります。共有する内容と範囲は保護者が決めることができます。
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2歳・4歳の子を持つ母。保活で認可・認可外を含む5か所の保育園を見学・選択した経験から、保活の実情をリアルに発信。保育料無償化・学童問題にも詳しい。

