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認可保育園と認可外の違い|入りやすいのはどっち?

認可保育園 保育園比較
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認可保育園と認可外の違い|入りやすいのはどっち?

結論からお伝えすると、認可外保育園のほうが入りやすいとされています。認可保育園は自治体が選考を行うため、待機児童が多い都市部では希望通りに入所できない可能性があります。これに対して認可外保育園は施設と保護者が直接契約を結ぶ仕組みのため、空きさえあれば入園のハードルは比較的低い傾向にあります。ただし、費用・設備・補助金の有無など、選ぶうえで理解しておくべき違いは多数あります。この記事では、認可保育園と認可外保育園の特徴を徹底比較し、それぞれの入りやすさや費用の実態、家庭に合った選び方のポイントをわかりやすくお伝えします。保育・子育て分野の情報発信を続ける筆者が、厚生労働省などの公的データをもとに解説します。約13分で読めます。

認可保育園とは

認可保育園とは、児童福祉法に基づき、国が定める設備・運営の基準を満たしたうえで都道府県知事(政令市・中核市は市長)から認可を受けた保育施設のことをいいます(出典:厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(令和5年4月1日)」)。認可を受けることで施設は公費(国・都道府県・市区町村)から運営費の補助を受けられ、利用者の保育料は世帯の所得に応じた「応能負担」となるのが特徴です。

認可保育園は大きく「保育所型」「幼保連携型認定こども園」「地域型保育(小規模保育・家庭的保育など)」に分類されるとされています。いずれも国の基準を満たしていることが前提であり、入所には自治体への申し込みと選考が必要になります。

認可の基準と条件

認可を受けるためには、国が定める複数の基準を満たす必要があるとされています。主な基準は以下のとおりです。

  • 保育士の配置基準:0歳児は子ども3人に対して保育士1人(3:1)、1〜2歳児は6:1、3歳児は20:1、4〜5歳児は30:1とされています(出典:厚生労働省「保育所保育指針」)
  • 施設の面積基準:乳児室は1人あたり1.65㎡以上、2歳以上の幼児用保育室は1人あたり1.98㎡以上が必要とされています
  • 給食の提供:原則として施設内での給食提供が義務づけられているとされています
  • 防火・衛生基準:消防法や建築基準法に基づく安全設備の整備が求められるとされています
  • 保育時間:1日につき8時間(標準時間・短時間の2区分)の保育が基本とされています

これらの基準を満たすことで、子どもが安全・安心に過ごせる環境が一定水準以上に保たれるとされています。保護者にとって認可保育園は「質が制度的に担保されている」という安心感につながる傾向にあります。なお、基準の詳細は改正されることがありますので、最新情報は厚生労働省または居住する自治体の公式サイトでご確認ください。

保育料の目安

認可保育園の保育料は、世帯の市区町村民税額をもとに自治体ごとに設定されます。国が定める利用者負担額の上限(国の基準額)はありますが、自治体によってそれより低く設定しているところも多いとされています。

2019年10月から始まった「幼児教育・保育の無償化」により、3歳〜5歳のすべての子ども(および住民税非課税世帯の0〜2歳児)の保育料は原則無料となっています(出典:内閣府「幼児教育・保育の無償化について」)。ただし、給食の副食費・行事費・延長保育料などは別途かかるとされています。

認可保育園の保育料目安(0〜2歳児・月額)
世帯年収の目安 月額保育料の目安
〜250万円未満(住民税非課税世帯) 無料〜数千円程度
250万円〜360万円未満 約1万〜2万円程度
360万円〜470万円未満 約2万〜3万円程度
470万円〜640万円未満 約3万〜4万5千円程度
640万円以上 約4万5千円〜6万円程度

※上記の金額はあくまで目安です。実際の保育料は自治体・世帯の課税状況・子どもの年齢・保育標準時間か保育短時間かによって異なります。必ず居住する自治体の窓口またはホームページでご確認ください。

認可外保育園とは

認可外保育施設(いわゆる無認可保育所)とは、国の認可を受けていない保育施設の総称です。認可外であっても、子どもを預かる施設を新たに開設する場合には都道府県知事への届出が必要とされており、年1回の立入調査が実施されているとされています(出典:厚生労働省「認可外保育施設の現況取りまとめ(令和4年)」)。

認可を受けていないからといって、すべての施設が問題を抱えているわけではないとされています。独自の特色ある保育を提供している優良施設も多数存在するとされており、認可外保育施設を肯定的に選ぶ保護者も増えている傾向にあります。

認可外の主な種類

認可外保育施設にはさまざまな形態があるとされています。主なものを以下の表に整理します。

施設の種類 概要
ベビーホテル 夜間保育・宿泊保育・長時間保育を行う施設。利便性が高い傾向にあります。
企業主導型保育施設 企業が主に従業員向けに設置する保育施設。地域の子どもも利用できる枠が設けられているとされています(出典:内閣府「企業主導型保育事業」)。
事業所内保育施設 企業・病院などが主に自社の従業員の子どもを預かるために設置した施設です。
認証保育所(東京都) 東京都が独自に定めた基準を満たした保育施設。国の認可ではなく東京都が認証する制度です。
院内保育所 病院・クリニックが医療従事者向けに設置した保育施設です。
インターナショナル保育園 英語など外国語を主軸としたカリキュラムを提供する保育施設です。

なお、「認証保育所」は東京都独自の制度であり、他の都道府県では名称や認証の基準・制度の内容が異なる場合があります。詳細は各都道府県・自治体の公式サイトでご確認ください。

料金と利用スタイル

認可外保育園の保育料は、各施設が独自に設定しています。そのため施設によって差が大きく、月額2〜3万円程度で利用できる施設から、英語・インターナショナル系施設では月額15万円以上になる場合もあるとされています。一般的に認可保育園より費用が高い傾向にあるとされています。

一方で利用スタイルの柔軟性が高いのが認可外保育園の特徴のひとつとされています。たとえば以下のような対応が可能な施設もあるとされています。

  • 深夜・早朝・休日の保育に対応(ベビーホテルなど)
  • 一時保育・スポット利用が可能な施設がある
  • 英語・モンテッソーリ・体操・リトミックなど特色あるプログラムを提供
  • 年度途中でも空きがあれば随時入所できる
  • 保育時間・日数のカスタマイズが可能な施設もある

「幼児教育・保育の無償化」の対象については、認可外保育施設も3〜5歳児は月3万7千円(保育の必要性の認定を受けた場合)を上限として無償化の対象とされています(出典:内閣府「幼児教育・保育の無償化について」)。ただし対象の条件や手続きは自治体によって異なる場合があります。事前に居住する自治体の窓口への確認が推奨されます。

2つの主な違い

認可保育園と認可外保育園には、「入りやすさ」「費用」「保育環境」「保育士の配置」など複数の面で異なる点があるとされています。ここでは主要な比較ポイントをまとめて確認します。

認可保育園 vs 認可外保育園 比較表
比較項目 認可保育園 認可外保育園
入所の仕組み 自治体が選考・調整 施設と直接契約
入りやすさ 競争率が高い地域では難しい可能性あり 空きがあれば比較的入りやすい傾向
保育料 世帯所得に応じた応能負担 施設が独自設定(高めの傾向)
無償化の対象 3〜5歳は原則無料 3〜5歳は月3.7万円を上限に補助
設備・安全基準 国の認可基準あり 国の認可基準なし(届出制・立入調査あり)
保育士の配置基準 国の基準で義務づけられています 施設によって異なります
保育時間 標準時間・短時間の2区分 施設によって柔軟に対応
特色あるプログラム 施設による 英語・体操・モンテッソーリ等が豊富な傾向
入所時期 主に4月(年度当初) 空きがあれば随時

設備・安全基準の差

認可保育園は国が定める厳格な設備・運営基準を満たしていることが認可の条件とされています。保育士の資格・配置基準、施設の面積、給食設備、非常口・防火設備など、子どもの安全に直結する基準が法律で義務づけられているとされています。

これに対して認可外保育施設は国の認可基準を満たす義務はありませんが、厚生労働省が定める「認可外保育施設指導監督基準」が設けられており、都道府県等による年1回の立入調査が実施されているとされています(出典:厚生労働省「認可外保育施設に対する指導監督の実施について」)。基準を満たさない施設には改善指導が行われ、著しく不適切な施設には閉鎖命令が出される可能性もあるとされています。

ただし、認可外であっても指導監督基準を大幅に上回る設備・人員体制を整え、質の高い保育を提供している施設も多数あるとされています。実際に見学に行き、保育室の清潔さや保育士の対応・子どもたちの様子などを自分の目で確認することが特に重要とされています。

保育料の違い

認可保育園の保育料は世帯所得に応じて自治体が設定するため、所得が低い家庭ほど少ない負担で預けられる傾向にあります。3歳以上は無償化により保育料は原則かかりません。ただし給食費(副食費)・雑費・行事費などは実費負担が求められる場合があるとされています。

認可外保育園は施設が保育料を独自設定するため、月額1〜3万円程度の手ごろな施設もある一方、都市部のインターナショナル系施設などでは月額10〜15万円以上になる場合もあるとされています。無償化の補助(3〜5歳・月3.7万円上限)を受けるには「保育の必要性の認定」が必要であり、自治体への申請が求められます。認定の条件・手続きは自治体によって異なる場合があります。

入りやすさの違い

認可保育園の入所は、保護者の就労状況・勤務時間・家族構成・家庭状況など複数の要素をもとに算出される「利用調整指数(保育指数)」によって優先順位が決まる仕組みになっているとされています。待機児童数が多い都市部では、フルタイム共働きの家庭でも希望する園に入れない可能性が少なくないとされています。

厚生労働省の調査によると、2023年4月時点の待機児童数は全国で2,680人と報告されており、ピーク時(2017年:26,081人)と比べると大幅に減少しているとされています(出典:厚生労働省「保育所等関連状況取りまとめ(令和5年4月1日)」)。しかし特定の地域・年齢(特に0〜2歳)では依然として競争が厳しい状況が続いている可能性があります。

認可外保育園は施設との直接契約のため、入所審査は各施設が独自に行います。面接や書類の提出のみで入所できる施設も多く、空きがあれば比較的スムーズに入園できる傾向にあるとされています。ただし人気が高い施設や定員が少ない施設では、見学後すぐに枠が埋まる場合もあるとされています。

認可外の利点と注意点

認可外保育園は「入りやすい」「利用が柔軟」など保護者にとって魅力的な点がある一方、費用面や施設の質に関する注意点もあるとされています。認可外を検討する際には、メリットとデメリットの両面をしっかり理解したうえで判断することが大切とされています。

認可外のメリット

  • 入園のハードルが低い傾向にある:自治体の選考がなく、空きさえあれば申し込みから入園までが早い場合が多いとされています。急いで預け先を確保したい家庭に向いている可能性があります。
  • 保育時間の柔軟性が高い:夜間保育・休日保育・延長保育など、認可保育園では対応が難しい時間帯に対応している施設もあるとされています。不規則な勤務形態の保護者にとって大きなメリットとなる可能性があります。
  • 特色あるカリキュラムが豊富:英語保育・モンテッソーリ教育・体操・リトミック・知育プログラムなど、独自の教育方針を持つ施設が多いとされています。子どもの個性や保護者の教育観に合わせて選びやすい傾向にあります。
  • 少人数・アットホームな環境:小規模な認可外施設では、保育士と子どもの距離が近くなりやすい傾向にあるとされています。個別に丁寧に関わってもらいやすい可能性があります。
  • 入所時期が柔軟:認可保育園は年度初めの4月入所が一般的ですが、認可外は年間を通じて空きがあれば随時入所できる場合が多いとされています。育休明けのタイミングに合わせやすい可能性があります。
  • 兄弟児を同一施設に預けやすい:自治体の選考がないため、兄弟を同じ施設にまとめやすい可能性があります。

認可外のデメリット

  • 保育料が高くなりやすい:公費補助が認可保育園に比べて少ない分、保護者の自己負担が大きくなる可能性があります。特に0〜2歳児は無償化の対象外(住民税非課税世帯を除く)のため、費用の差が広がりやすいとされています。
  • 施設の質にばらつきがある:国の認可基準がないため、施設によって保育内容・衛生状態・安全管理の水準に差がある可能性があります。見学・口コミ・第三者評価の確認が特に重要とされています。
  • 助成制度が手厚くない場合がある:自治体によっては認可外施設の利用者に対する独自の補助制度を設けているところもありますが、認可保育園と比べると制度面の支援を受けにくい場合があるとされています。
  • 突然の閉園リスクがある可能性:認可外施設は経営状況によって突然閉鎖される可能性が認可保育園に比べてやや高いとされています。利用前に施設の運営実績・設立年・運営法人の情報を確認することが望ましいとされています。
  • 保育士の資格・配置に差がある場合も:認可外施設では無資格のスタッフが保育を行っている可能性もあるとされています。面接や見学の際にスタッフの資格・経験を確認することが推奨されます。

家庭に合った選び方

認可保育園と認可外保育園のどちらが合っているかは、家庭の経済状況・就労形態・子どもの年齢・求める保育の内容によって異なるとされています。以下に典型的なケースを整理しますので、参考にしてください。

認可向きのケース

以下のような状況にある家庭は、認可保育園が適している可能性があります。

  • 保育料の負担を抑えたい:所得に応じた応能負担のため、特に所得が低めの家庭や3歳以上の子どもを預ける家庭は認可のほうが費用を抑えられる傾向にあります。
  • 安定した保育環境を求めている:国の設備・人員基準が法律で義務づけられているため、一定水準以上の環境が保証されているとされています。
  • 長期的・継続的に通わせたい:認可保育園は公費で安定運営されているため、長期間通わせる場合に安心感が高い傾向にあります。
  • 地域の友達関係を育てたい:地域密着型の認可保育園では近隣の子どもたちと同じ環境で育つことができ、就学後のコミュニティ形成につながる可能性があります。

認可保育園を希望する場合は、申し込みのタイミングを逃さないことが重要とされています。多くの自治体では前年の10〜11月に翌年4月入所の申し込み受付を行っているとされていますが、自治体によって時期が異なる場合があります。詳細は居住する自治体の保育担当窓口またはホームページで最新情報を必ずご確認ください。

認可外向きのケース

以下のような状況にある家庭は、認可外保育園も積極的に検討してみる価値があるとされています。

  • すぐに預け先を確保したい:認可保育園の選考時期を逃した、育休明けが早いなど、急いで入園先を見つける必要がある場合は認可外が現実的な選択肢となる可能性があります。
  • 夜間・休日・延長保育が必要:シフト勤務・フリーランス・医療職など不規則な勤務形態の保護者にとって、認可外施設の柔軟な保育時間は大きなメリットとなる可能性があります。
  • 英語など特色ある教育を求めている:インターナショナル保育や特定の教育メソッドを取り入れた施設を希望する場合は、認可外施設に選択肢が広がる傾向にあります。
  • 認可保育園の選考に漏れた(待機になった):認可に申し込んだものの入所できなかった場合のバックアップとして、認可外を並行して検討することが現実的とされています。
  • 年度途中の入所が必要:転居・転職・育休明けのタイミングが4月以外の場合でも、認可外なら空きがあれば随時入所できる可能性があります。

実際に、認可保育園の入所申し込みをしながら認可外保育園にも並行して申し込む「二重保険」的な対応を取る保護者も多いとされています。認可の結果が出るまでの間、認可外に通わせておき、認可の空きが出たら転園するというケースも少なくないとされています。どちらか一方に絞るのではなく、柔軟に両方を検討することが現実的なアプローチとされています。

まとめ

認可保育園と認可外保育園の主な違いと、入りやすさのポイントについて解説してきました。最後に重要なポイントを整理します。

  • 入りやすさは認可外保育園のほうが高い傾向にあるとされています。認可保育園は自治体の選考(利用調整)があるのに対し、認可外は空きがあれば施設と直接契約が可能です。
  • 費用は認可保育園のほうが低く抑えられる傾向にあります(所得に応じた応能負担・3歳以上無償化)。認可外は施設設定のため高くなりやすいですが、無償化の一部補助が受けられる場合があります。
  • 保育の質・安全基準は認可保育園のほうが国の基準による一定水準が保証されているとされています。認可外は施設によるばらつきがある可能性があるため、見学・口コミ確認が特に重要とされています。
  • 柔軟性・特色は認可外保育園が充実している傾向にあります。夜間保育・英語保育・特色あるプログラムを求める場合は認可外に選択肢が広がる可能性があります。
  • 現実的な対応としては、まず認可保育園に申し込みながら、認可外保育園も並行して検討するアプローチが多くの家庭にとって有効とされています。

なお、保育施設に関する各種制度(保育料の算定基準・無償化の対象範囲・補助金制度など)は変更される可能性があります。本記事の内容はあくまで参考情報であり、最新の正確な情報については必ず以下の公的機関の公式サイトおよびお住まいの自治体の窓口でご確認ください。

保育施設選びは、子どもの毎日の生活環境を左右する大切な決断です。費用・距離・保育内容・保育士の雰囲気など、複数の視点から比較検討し、必ず実際に見学に足を運んだうえで判断することをおすすめします。

執筆者:緑川 はるか

保育士資格保持・子育て・保育専門ライター

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