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認可外保育園とは?選び方と費用相場を解説

認可外保育園のメリット・デメリット完全ガイド 保育園比較

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「認可外保育園ってどうなの?」「認可に落ちたらすぐ動くべき?」——保育園探し中のパパ・ママから、こんな声をよく聞きます。忙しい毎日の中で情報収集にかけられる時間は限られていますよね。認可外保育園の基礎知識から費用相場、選び方まで、ポイントを絞ってお伝えします。

  • 認可外保育園は自治体の認可基準を満たさない施設だが、独自基準はクリアしている
  • 保育料は月額50,000〜80,000円程度が相場(世帯年収により変動)
  • 認可より入園しやすく、早朝・夜間・土日保育に対応する施設も多い
  • 企業主導型保育所なら国の助成金で保育料を抑えられる場合がある
  • 認可に落選しても、認可外・一時保育・企業主導型など次の選択肢は複数ある

認可外保育園とは?

認可外保育園(無認可保育所)は、児童福祉法上の認可基準を満たしていない保育施設のことをいいます。ただし「基準を満たしていない=質が低い」わけではなく、自治体独自の基準をクリアした上で運営されている施設がほとんどです。厚生労働省の資料でも、認可外保育施設は届出制のもと指導監督基準に沿って運営されていると説明されています。指導監督基準では、保育室の面積や職員配置など20項目以上がチェックされるとされています。

認可保育園との一番の違いは「誰が入園を決めるか」です。認可保育園は自治体が保護者の就労状況などを点数化し、優先順位の高い世帯から入園が決まります。認可外保育園は施設ごとの判断で、先着順や面談だけで入園できるケースも少なくありません。全国の待機児童数は減少傾向にあるといわれていますが、都市部の0〜2歳児クラスでは希望通りに入園できない世帯が一定数いるとされ、認可外保育施設が受け皿として大きな役割を担っているといわれています。

うちも0歳児クラスの申し込みで認可が全滅し、認可外保育園に切り替えた経験があります。見学に行ってみると、少人数で先生の目が行き届く雰囲気にむしろ安心したのを覚えています。「認可に落ちたら終わり」ではなく、選択肢のひとつとして早めに情報を集めておくと、いざというときに慌てずに済みます。

3タイプの違い

保育施設は大きく「認可保育園」「認可外保育園」「企業主導型保育所」の3タイプに分かれます。それぞれの特徴を表にまとめました。

項目 認可保育園 認可外保育園 企業主導型保育所
設置基準 児童福祉法の厳格な基準 自治体独自の基準 国の基準(認可外の一種)
保育料の目安 月0〜40,000円程度 月50,000〜80,000円程度 月20,000〜40,000円程度
入園審査 自治体が点数で判定 施設独自(先着・面談等) 施設独自+就労要件
職員の資格 保育士資格必須 資格者は半数程度でも可の場合あり 保育士資格者が一定割合必須
利用できる人 就労・介護等で保育の必要性がある人 基本的に誰でも申込可 従業員枠・地域枠がある施設が多い

企業主導型保育所は認可外に分類されますが、国から施設整備費・運営費の助成を受けているため、保育料が認可並みに抑えられているケースが多いとされています。従業員でなくても利用できる「地域枠」を設けている施設もあるので、勤務先に導入がなくても問い合わせてみる価値はあります。3タイプとも、見学時に職員の資格保有率や定員に対する在籍児童数を確認しておくと、後々のミスマッチを防ぎやすくなります。

「うちの職場には企業主導型がないから関係ない」と思い込んで検討自体をやめてしまう人もいますが、地域枠つきの施設は自宅近くにも意外と見つかることがあります。市区町村のホームページや保育コンシェルジュに一覧を聞いてみるのもひとつの方法です。

入園までの流れは?

認可外保育園は施設ごとに申し込み方法が異なりますが、大まかな流れは共通しています。6ステップで整理すると、次のようになります。

  1. 情報収集・見学予約:気になる施設に電話やWebで見学を申し込みます。人気施設は1〜2ヶ月待ちになることもあります。
  2. 見学・面談:保育方針や設備、費用を確認します。1施設あたり30〜60分程度が目安です。
  3. 申込書の提出:施設によっては入園金(30,000〜100,000円程度)が必要な場合があります。
  4. 面接・審査:家庭状況や子どもの様子を確認する面接が行われることが多いです。
  5. 入園決定・契約:契約書にサインし、必要書類(母子手帳の写しなど)を提出します。
  6. 入園準備・慣らし保育:1〜2週間程度の慣らし保育期間を設ける施設が一般的です。

認可保育園の一斉申し込みは毎年10〜11月頃が締め切りで、4月入園の可否が2月頃に通知される自治体が多いとされています。認可外保育園はこのスケジュールに縛られず、年間を通じて随時申し込みができる施設がほとんどなので、認可の結果を待ってから動くのではなく、並行して見学だけでも進めておくと安心です。

時期 認可保育園 認可外保育園
4〜9月 情報収集 随時見学・申込可
10〜11月 一斉申込締切 随時見学・申込可
1〜2月 選考・内定通知 随時見学・申込可
2〜3月 落選時の二次募集 空きがあれば即入園可
4月 入園 入園(年間通じて可)

特に0〜1歳児クラスは年度途中でも空きが出やすい傾向があるとされています。「4月入園にこだわらなくてもいい」と割り切ると、選択肢がぐっと広がることも珍しくありません。

メリットとデメリット

認可外保育園には良い面と気をつけたい面の両方があります。表でざっくり整理しました。

メリット デメリット
入園のしやすさ 待機児童でも入園しやすい 認可より保育料が高くなりやすい
保育時間 早朝・夜間・土日対応の施設が多い 施設により補助金がなく実費負担が増える
保育内容 英語・モンテッソーリなど独自プログラム 施設ごとの質のばらつきが大きい
人数規模 少人数制でアットホーム 職員の入れ替わりが多い施設もある

うちが利用していた認可外保育園は職員1人あたり子ども5人程度という体制で、認可保育園(職員1人あたり10人前後が目安)より手厚く見てもらえている実感がありました。一方で、保育士資格を持つ職員の割合は施設によって差があり、見学時に「有資格者は何人在籍していますか」と確認したのは正解だったと思います。

費用面では、認可外保育園の利用料は原則全額自己負担ですが、3〜5歳児クラスは月37,000円を上限に無償化の対象になるとされています。0〜2歳児クラスは住民税非課税世帯のみ月42,000円を上限に無償化されるとされているので、対象になるかどうかは早めに確認しておきましょう。園によっては無償化の対象施設として自治体に届出をしていないケースもあるため、契約前に「無償化対象施設ですか」と一言確認しておくと後で慌てずに済みます。

保育料の目安は?

認可外保育園の保育料は施設が独自に設定するため幅がありますが、目安としては月50,000〜80,000円程度とされています。世帯年収別の違いを表にまとめました。

世帯年収 認可保育園(3歳児・目安) 認可外保育園(相場)
300万円未満 月0〜20,000円 月50,000〜70,000円
300〜500万円 月20,000〜35,000円 月55,000〜75,000円
500〜700万円 月30,000〜45,000円 月60,000〜80,000円
700万円以上 月40,000〜60,000円 月65,000〜90,000円

世帯年収500万円の場合、認可保育園なら月30,000円台に対し、認可外保育園は月60,000円前後になるケースが多いとされています。ここに入園金(30,000〜100,000円程度)や給食費(月5,000〜10,000円程度)が加わることも珍しくありません。年間で考えると10万円以上の差になることもあり、見学の段階で総額のシミュレーションをしておくのがおすすめです。

ただし、前述の無償化制度や自治体独自の助成金を使えば負担はかなり軽くなります。認可外保育園に月40,000円の助成を出す自治体もあれば、助成制度自体がない自治体もあり、この差はかなり大きいです。申し込み前に、自治体の窓口かWebサイトで最新の助成内容を確認しておくと安心です。

入園準備チェックリスト

入園が決まってからバタバタしないよう、早めに準備しておきたい項目をチェックリストにしました。

  • □ 母子手帳の写し・健康診断書の準備
  • □ 印鑑・認印(契約書類に使用)
  • □ 入園金・初月保育料の振込準備(30,000〜100,000円程度)
  • □ 慣らし保育期間(1〜2週間)のスケジュール調整
  • □ 着替え・お昼寝布団・食事エプロン等の準備物確認
  • □ 緊急連絡先・アレルギー情報の共有シート作成
  • □ 自治体の助成金・無償化制度の申請手続き
  • □ 職場への復帰時期・時短勤務の相談

特に見落としがちなのが、自治体の助成金申請です。認可保育園と違って自動的に案内が来ないことが多く、自分から申請しないと助成を受けられない自治体もあります。入園が決まったら、契約と同じタイミングで自治体窓口にも連絡しておくと二度手間になりません。準備物は施設によって指定サイズや名前の記入ルールが異なることもあるので、リスト作りと合わせて入園案内書を1回読み込んでおくと安心です。

落選したら次の一手

「認可に落ちてしまった、どうすればいい?」——これは保育園探しで一番よく聞かれる質問です。大丈夫ですよ、次に取れる手はいくつもあります。

  1. 二次募集に申し込む:自治体によっては2〜3月に二次募集を実施します。定員に空きが出た園から再度案内が来ることがあります。
  2. 認可外保育園を並行検討する:無償化の対象になる施設を選べば、費用負担をある程度抑えられます。
  3. 企業主導型保育所を探す:地域枠を設けている施設なら、勤務先に制度がなくても利用できる場合があります。
  4. 一時保育・ファミリーサポートを併用する:復職時期を数ヶ月ずらしつつ、一時保育で実績を積む方法もあります。
  5. 育休を延長する:保育園に入れなかったことを理由に、育児休業給付金の延長申請(最長2歳まで)ができる場合があります。

認可保育園の一次選考での落選率は、地域や年齢によっては50%を超えることもあるとされています。決して珍しいことではないので、落選通知を受け取ってから動き出しても十分間に合うケースがほとんどです。ひとつずつ確認しながら、次の選択肢を進めていきましょう。

※保育料・定員は自治体により異なります。最新情報は各市区町村へ確認ください。

よくある質問

Q1. 認可外保育園は認可保育園より質が低いのですか?
A. 一概にはいえません。認可外保育園でも指導監督基準を満たし、届出を行った上で運営されている施設がほとんどです。むしろ少人数制や独自プログラムを評価して、あえて認可外を選ぶ家庭もあります。

Q2. 認可外保育園でも無償化の対象になりますか?
A. 3〜5歳児クラスは月37,000円、0〜2歳児クラス(住民税非課税世帯)は月42,000円を上限に無償化の対象になるとされています。対象施設かどうかは事前に確認が必要です。

Q3. 認可外保育園の入園に必要な書類は何ですか?
A. 施設により異なりますが、母子手帳の写し、健康診断書、入園申込書、緊急連絡先一覧などが一般的です。詳細は各施設に確認しましょう。

Q4. 認可保育園と認可外保育園は同時に申し込めますか?
A. 可能です。認可の結果を待つ間、認可外保育園に仮申込・見学をしておくと、落選した場合もスムーズに動けます。

Q5. 企業主導型保育所は誰でも利用できますか?
A. 従業員枠と地域枠がある施設が多く、地域枠であれば従業員でなくても利用できる場合があります。空き状況は施設に直接問い合わせるのが確実です。

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本記事は保育園コンパス編集部がこども家庭庁・厚生労働省・各自治体の保育情報をもとに作成しています。保育制度は自治体ごとに異なります。最新情報は各自治体の窓口でご確認ください。
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