パパ育休を取得するなら、この3つを押さえよう
- 2022年改正で「産後パパ育休」が新設され、取得しやすくなった
- 給付金は最大6か月で、手続きは勤務先経由でOK
- 申請期限は子どもの出生日から8週間以内が目安
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パパ育休って何?2022年改正でどう変わった?
パパ育休(正式名称:産後パパ育休)は、子どもが生まれた父親が育児に参加しやすくするための制度です。2022年の法改正で、これまでの育児休業制度に加えて「産後パパ育休」が新設されました。具体的には、子どもの出生日から8週間以内に最大4週間(28日間)の休みを取得できるようになりました。
この改正の背景には、父親の育児参加を促進し、仕事と家庭の両立を支援する狙いがあります。実際に、厚生労働省の調査によると、2023年の育児休業取得率は女性85.6%に対し、男性は17.1%とまだまだ低いのが現状です。パパ育休を活用することで、このギャップを少しでも埋められるかもしれません。
取得条件はシンプルで、子どもの父親であり、雇用保険に加入していればOK。勤務先の事業主に申請するだけで、給付金も受け取れます。ただし、取得期間は連続する8週間以内と決められています。
給付金はいくらもらえる?支給額の目安
パパ育休を取得すると、育児休業給付金が支給されます。支給額は、休業前の賃金の67%(休業6か月目からは50%)が目安です。例えば、月収30万円の人が4週間(28日間)のパパ育休を取得した場合、およそ13万円前後の給付金を受け取れます。
給付金の支給期間は最大6か月間。ただし、パパ育休単独では4週間までしかカウントされません。残りの期間は通常の育児休業と合わせて申請する必要があります。給付金の申請手続きは、勤務先を通じて行います。必要書類は以下の通りです。
- 育児休業給付金支給申請書
- 雇用保険被保険者証
- 子どもの出生証明書
- 休業開始・終了時の賃金証明書
申請から支給までには1〜2か月かかることが多いので、早めに手続きを進めましょう。
勤務先への伝え方、事前準備のコツ
パパ育休を取得する際、勤務先への伝え方が不安なパパも多いでしょう。事前に準備しておくと、スムーズに話が進みます。まずは、勤務先の人事部や上司に「産後パパ育休」の制度を利用したい旨を伝えましょう。その際、取得したい期間や業務の引き継ぎ方法についても一緒に話し合うと良いです。
具体的なステップは以下の通りです。
- 制度の確認:勤務先の育児休業規程や就業規則で、パパ育休の取得条件や手続きを確認する
- 上司への相談:取得したい期間や業務の調整方法について、具体的に話し合う
- 申請書類の準備:勤務先から指定された書類をそろえる(通常は「育児休業給付金支給申請書」など)
- 業務の引き継ぎ:休業中の業務を誰に引き継ぐか、引き継ぎ資料を作成する
- 申請手続き:勤務先を通じて、雇用保険の給付金申請を行う
勤務先によっては、パパ育休を取得しやすい環境が整っていない場合もあります。そんな時は、厚生労働省の「両立支援等助成金」を活用できるかどうか、勤務先に確認してみましょう。この助成金は、育児休業を取得しやすい職場環境を整備した企業に支給されるものです。
パパ育休中の社会保険料はどうなる?
パパ育休中も社会保険料(健康保険・厚生年金)は免除されませんが、給付金を受け取ることで実質的な負担は軽減されます。ただし、国民健康保険や国民年金に加入している場合は、手続きが必要になることがあります。
具体的には、以下の手順で手続きを進めます。
- 勤務先から「育児休業取得者申出書」を提出してもらう
- 社会保険料の免除申請を行う(通常は勤務先が代行してくれる)
- 国民健康保険の場合は、市区町村役所で「育児休業等取得者申出書」を提出する
社会保険料の免除期間は、パパ育休を取得した月から終了した月の前月までです。例えば、4月から6月までパパ育休を取得した場合、3月から6月までの社会保険料が免除されます。
パパ育休の取得率を上げるための企業の取り組み
パパ育休の取得率が低い理由の一つに、職場の理解不足があります。企業によっては、育児休業を取得すると昇進に影響するといった風潮が残っているかもしれません。しかし、近年では「イクメンプロジェクト」や「両立支援等助成金」など、企業がパパ育休を推進するための取り組みが増えています。
例えば、以下のような企業の取り組みが参考になります。
- リモートワークの導入:育児と仕事の両立をしやすくするため、在宅勤務やフレックスタイム制を導入
- 育児休業取得者のフォロー体制:休業中の業務をカバーするチームを編成し、復帰後の負担を軽減
- 育児支援金の支給:育児休業を取得した社員に対して、一時金や手当を支給
こうした取り組みを行っている企業では、パパ育休の取得率が高い傾向にあります。勤務先がまだ対応していない場合は、人事部に相談してみましょう。制度の拡充を求める声が増えれば、職場環境も変わっていくかもしれません。
パパ育休のメリットとデメリット、実際どうだった?
パパ育休を取得したパパたちの声を聞いてみると、メリットとデメリットの両方が見えてきます。まず、メリットとして多いのが「子どもとの絆が深まった」「家事・育児の大変さを実感できた」という声です。実際に、子どものおむつ替えや授乳、夜泣き対応などを経験することで、母親の負担を理解できるようになったというパパも少なくありません。
一方で、デメリットとして挙げられるのが「業務の負担が増えた」「職場の理解が得られなかった」という声です。特に、業務量が多い職場では、休業中の業務をカバーするのが難しく、ストレスを感じるケースもあります。また、職場によっては「男性が育児休業を取得するのはまだ早い」といった古い考え方が残っていることも事実です。
しかし、こうしたデメリットを乗り越えるための工夫もあります。例えば、業務の優先順位をつけたり、チームで協力してカバーしたりすることで、負担を軽減できます。また、職場の理解を得るためには、事前に上司や同僚にパパ育休のメリットを伝えることが大切です。
パパ育休Q&A、疑問を解決しよう
Q. パパ育休は有給ですか?
A. パパ育休自体は有給ではありません。しかし、給付金が支給されるため、実質的な負担は軽減されます。給付金の額は、休業前の賃金の67%が目安です。
Q. パパ育休を取得すると、ボーナスに影響しますか?
A. ボーナスの支給基準は企業によって異なります。一般的には、ボーナスは業績や勤続年数に基づいて支給されるため、パパ育休の取得が直接影響することは少ないです。ただし、勤務先によっては、休業期間中の業績評価に影響する可能性もあるので、事前に確認しておくと安心です。
Q. パパ育休を取得したいけど、職場の理解が得られません。
A. まずは、パパ育休の制度やメリットについて、上司や人事部に丁寧に説明しましょう。厚生労働省の「両立支援等助成金」を活用している企業であれば、育児休業を取得しやすい環境が整っている可能性が高いです。それでも理解が得られない場合は、労働基準監督署に相談するのも一つの方法です。
Q. パパ育休を取得すると、復帰後の仕事はどうなります?
A. 復帰後は、原則としてそれまでと同じ仕事に戻ることができます。ただし、業務内容や職場環境が変わっている可能性もあるので、復帰前に上司と話し合っておくと良いです。また、育児と仕事の両立を支援するための「時短勤務」や「在宅勤務」などの制度を活用するのもおすすめです。
Q. パパ育休を取得すると、子どもの預け先はどうすればいい?
A. パパ育休を取得する際は、子どもの預け先を確保しておく必要があります。多くのパパは、配偶者(ママ)と交代で育児を担当したり、実家やベビーシッターを利用したりしています。ただし、パパ育休中はママも育児に専念できる時間が増えるため、預け先の確保は比較的容易な場合が多いです。
Q. パパ育休を取得すると、ママの育児負担は減りますか?
A. はい、パパが育児に参加することで、ママの負担は大きく軽減されます。特に、夜泣きや授乳など、ママだけに負担がかかっていたタスクを分担できるため、ママのストレス軽減につながります。実際に、パパ育休を取得した家庭では、ママの心身の負担が減ったという声が多く聞かれます。
Q. パパ育休を取得すると、子どもの発達に良い影響はありますか?
A. 父親との触れ合いが多い子どもは、社会性やコミュニケーション能力が高くなる傾向にあるといわれています。また、パパが育児に参加することで、ママのストレスが軽減され、子どもへの愛情が深まることもあります。こうした環境が整うことで、子どもの発達に良い影響を与える可能性があります。
パパ育休を取得するためのチェックリスト
パパ育休を取得する際は、以下のチェックリストを活用して、スムーズに手続きを進めましょう。
- □ 勤務先の育児休業規程を確認する
- □ 上司にパパ育休の取得を伝え、業務の調整方法を話し合う
- □ 取得したい期間と業務の引き継ぎ方法を決める
- □ 必要書類(育児休業給付金支給申請書・出生証明書など)をそろえる
- □ 社会保険料の免除手続きを確認する
- □ 子どもの預け先を確保する
- □ 休業中の連絡体制を整える(緊急時の連絡先など)
パパ育休の申請から給付まで、スケジュール表
| ステップ | 時期 | 主な作業 |
|---|---|---|
| 1. 制度の確認 | 妊娠がわかった時点 | 勤務先の育児休業規程を確認し、パパ育休の取得条件や手続きを把握する |
| 2. 上司への相談 | 出産予定日の2〜3か月前 | 取得したい期間や業務の調整方法について、具体的に話し合う |
| 3. 書類の準備 | 出産後1週間以内 | 必要書類(出生証明書・育児休業給付金支給申請書など)をそろえる |
| 4. 申請手続き | 出産後1か月以内 | 勤務先を通じて、雇用保険の給付金申請を行う |
| 5. 給付金の受け取り | 申請から1〜2か月後 | 給付金が指定口座に振り込まれる |
| 6. 復帰後の調整 | パパ育休終了後1週間以内 | 業務の引き継ぎや職場環境の確認を行う |
パパ育休を取得する際のNG行動
パパ育休を取得する際、避けたいNG行動がいくつかあります。これらを事前に把握しておくことで、スムーズに手続きを進められます。
- 上司への相談を後回しにする:パパ育休の取得は、事前に上司と話し合うことが大前提です。後回しにすると、業務の調整が難しくなる可能性があります。
- 業務の引き継ぎを怠る:休業中の業務を誰がカバーするか、具体的に決めておかないと、復帰後に混乱が生じることがあります。
- 給付金の申請を忘れる:勤務先を通じて申請する必要があります。申請を忘れると、給付金を受け取れません。
- 社会保険料の免除手続きを怠る:免除手続きをしないと、社会保険料の負担が続きます。勤務先に確認しましょう。
- 子どもの預け先を確保しない:パパ育休中はママも育児に専念できる時間が増えるため、預け先の確保は比較的容易ですが、事前に確認しておきましょう。
パパ育休を取得するメリット・デメリットまとめ
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 子どもとの関係 | 父親との触れ合いが増え、絆が深まる | 慣れない育児にストレスを感じることも |
| 家庭の負担 | ママの育児負担が軽減される | パパの負担が増える可能性も |
| 職場の理解 | 両立支援の意識が高まり、職場環境が改善される | 古い考え方の職場では理解が得られないことも |
| 経済的負担 | 給付金で実質的な負担が軽減される | 社会保険料の免除はないため、手取りは減る |
| キャリアへの影響 | 育児経験がスキルアップにつながる | 業務の負担が増え、ストレスを感じることも |
パパ育休を取得するためのQ&A、さらに詳しく
Q. パパ育休を取得すると、ママの産後うつのリスクは減りますか?
A. はい、パパが育児に参加することで、ママの負担が軽減され、産後うつのリスクが低下するといわれています。実際に、パパ育休を取得した家庭では、ママのストレスレベルが下がったというデータもあります。
Q. パパ育休を取得すると、子どもの成長にどんな影響がありますか?
A. 父親との触れ合いが多い子どもは、社会性やコミュニケーション能力が高くなる傾向にあります。また、パパが育児に参加することで、ママのストレスが軽減され、子どもへの愛情が深まることもあります。こうした環境が整うことで、子どもの成長に良い影響を与える可能性があります。
Q. パパ育休を取得すると、ママのキャリアに影響はありますか?
A. ママのキャリアに直接的な影響はありません。むしろ、パパが育児に参加することで、ママが仕事に集中しやすくなるというメリットもあります。ただし、職場によっては、ママが育児休業を取得しやすい環境が整っていない場合もあるので、事前に確認しておくと良いです。
Q. パパ育休を取得すると、ママの家事負担は減りますか?
A. はい、パパが育児に参加することで、ママの家事負担も軽減されます。特に、料理や掃除などの家事を分担することで、ママの負担が大きく減ることがあります。実際に、パパ育休を取得した家庭では、ママの家事負担が30%減ったという声も聞かれます。
Q. パパ育休を取得すると、子どもの預け先はどうすればいいですか?
A. パパ育休を取得する際は、子どもの預け先を確保しておく必要があります。多くのパパは、配偶者(ママ)と交代で育児を担当したり、実家やベビーシッターを利用したりしています。ただし、パパ育休中はママも育児に専念できる時間が増えるため、預け先の確保は比較的容易な場合が多いです。
Q. パパ育休を取得すると、ママの心身の負担はどれくらい減りますか?
A. パパが育児に参加することで、ママの心身の負担は平均して30〜50%減るといわれています。特に、夜泣きや授乳など、ママだけに負担がかかっていたタスクを分担できるため、ママのストレス軽減につながります。実際に、パパ育休を取得した家庭では、ママの心身の負担が大きく軽減されたという声が多く聞かれます。
パパ育休を取得する際のよくある失敗と対策
パパ育休を取得する際、よくある失敗とその対策を紹介します。これらを参考に、スムーズに手続きを進めましょう。
- 失敗例1:上司への相談が遅すぎる
- 失敗例2:業務の引き継ぎが不十分
- 失敗例3:給付金の申請を忘れる
- 失敗例4:社会保険料の免除手続きを怠る
- 失敗例5:子どもの預け先を確保しない
「出産直前になってパパ育休を取得したいと伝えたら、業務の調整が間に合わなかった」というケースがあります。対策としては、出産予定日の2〜3か月前には、上司に相談することが大切です。
「休業中の業務を誰がカバーするか決めていなかったため、復帰後に混乱が生じた」というケースもあります。対策としては、休業前に業務の優先順位をつけ、引き継ぎ資料を作成しておくことです。
「勤務先を通じて申請するのを忘れて、給付金を受け取れなかった」というケースもあります。対策としては、申請期限を把握し、早めに手続きを進めることです。
「免除手続きをしなかったため、社会保険料の負担が続いた」というケースもあります。対策としては、勤務先に免除手続きの有無を確認し、必要書類をそろえることです。
「パパ育休中の預け先を確保していなかったため、急遽ママに負担がかかった」というケースもあります。対策としては、事前に預け先を確保し、ママとのスケジュール調整を行うことです。
パパ育休を取得するためのQ&A、さらに詳しく
パパ育休を取得する際、さらに詳しく知りたいことがあれば、以下のQ&Aを参考にしてください。
Q. パパ育休を取得すると、ママの産後の回復は早くなりますか?
A. はい、パパが育児に参加することで、ママの負担が軽減され、産後の回復が早くなる可能性があります。実際に、パパ育休を取得した家庭では、ママの体調が早く回復したという声が多く聞かれます。
Q. パパ育休を取得すると、子どもの発達にどんな影響がありますか?
A. 父親との触れ合いが多い子どもは、社会性やコミュニケーション能力が高くなる傾向にあります。また、パパが育児に参加することで、ママのストレスが軽減され、子どもへの愛情が深まることもあります。こうした環境が整うことで、子どもの発達に良い影響を与える可能性があります。
Q. パパ育休を取得すると、ママのキャリアに影響はありますか?
A. ママのキャリアに直接的な影響はありません。むしろ、パパが育児に参加することで、ママが仕事に集中しやすくなるというメリットもあります。ただし、職場によっては、ママが育
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2歳・4歳の子を持つ母。保活で認可・認可外を含む5か所の保育園を見学・選択した経験から、保活の実情をリアルに発信。保育料無償化・学童問題にも詳しい。

